BTCUSD 買い場はどこだ??

ビットコインは先月の18日の朝方、中国の大手不動産デベロッパーの一角である恒大集団が、米国にて連邦破産法15条を申請したことによる結果を受けて、イーロン・マスク氏のスペースX社が3億7300万ドル分のビットコインを全額売却したと報道を受けビットコインは大幅な下落したとも言われている。

 

これはあくまでも序章にしか過ぎないと考えており、ここが買い場だと思われてる方もかなりいらっしゃるかもしれませんが、さらに下落を見込んでおり、買い場はまだ深いと考えています。

 

ファンダ的側面、テクニカルの側面で見て行きましょう。

 

それでは行きます⤵️

 

まずはファンダメンタルから解説します。

 

中国経済の悪化、以前から言っているNASDAQ下落の観点からお話しします。

 

まず中国経済の悪化に関して。

 

恒大集団の破産申請に伴う日米の株式市場の値動が小さいことから、恒大集団は中国では大手の企業ではあるが、世界的な企業とまでは言えない。

 

しかし、この恒大集団の動きがさらに拡大して、中国不動産市場全体の環境が悪化することにより中国経済全体の悪化をもたらす可能性が言える。

 

実際に不動産大手の碧桂園は2023年上半期の赤字額が450億~550億元(約9060億〜1兆1076億円)にのぼる見通しを発表しており、

 

もし中国不動産の債務不履行や破綻が相次げば、不動産会社に対する莫大な不良債権化することになり、中国に不況が訪れる恐れがあります。

 

中国は世界2位の経済大国。

そうなれば世界の金融市場や経済に悪影響をもたらします。

 

このようなことからNASDAQも下落すると考えており、NASDAQビットコインと相関関係が強いと言われており、

 

中国経済の低迷

NASDAQ下落

ビットコインも引っ張られる形で下落(深い買い場)

 

というシナリオができます。

 

次にテクニカルで見て行きましょう。

 

結論から申し上げると、メインシナリオは中期的に見てロング一択、長期的に見てショートです。

 

なぜか。

 

ビットコインは現在見てわかるように弱気の三角持ち合いになっていることが分かります。

なので一度レジスタンスライン及び日足の高値である27,800ドルまでロングで行き、そこからサポートラインまで下落し反発を繰り返し下落するというシナリオ。

 

どこまで下落するのか。

 

私は現段階では青い線で囲まれた黄色い枠(20,500〜21,200ドル)まで下落すると考えていますが、一気に下落するのではなく、緑色の線で引いた22,500ドル付近の抵抗帯で一度反発を試してから下落すると考えています。

 

サブのシナリオは三角持ち合いのサポートラインより下にある赤い線で引いた25,000ドル付近を割ったときに一気に下落するというシナリオです。

これは普段倉本のTwitterビットコイン分析を見ている方なら既視感があると思います。

これは継続ですね。

この下落を良い意味で捉えて買い場を探って行きましょう。

 

またシナリオに変更点があれば随時お知らせしますね。

 

以上で初めてのラインでの分析投稿でした。

 

好評であれば今後はラインを追加してくださった方に、ドル円、ナスダックの長期シナリオも配信しようかなと考えているのでお楽しみにして頂ければと。